【四大奇書・四大名著 2】 『水滸伝』 1368-1644年頃刊行


道教の大本山、江西の竜虎山の伏魔之殿に封じこめられていた妖魔から解き放たれ、三十六員の天〓(こう)星がこの世に現れ、七十二座の地〓(さつ)星が下界におりる。このすべてが百八人の好漢となり、梁山泊に屯集して宋国の世を揺るがす中国大長編伝奇小説。(Amazon)

「四大奇書」とは、中国で元代から明代にかけ、俗語体で書かれた四つの優れた長編小説のこと。「奇書」とは「世に稀なほど卓越した書物」という意味。明末の文学家 馮夢竜(ふう むりゅう・1574-1646)によって定められた。中国では清王朝中期になってから『金瓶梅』の代わりに『紅楼夢』を加えたものを「四大名著」と呼ぶようになり、「四大奇書」よりこちらの方が一般的なようである。